新茶ができた

我が家にお茶の木がある
小さい頃 実家では一年分のお茶を作っていた
八十八夜のころになると近所のおばさんたちが茶摘みに来て近所の大工のおじいさんが
お茶を作ってくれた(そばで作るところをみていたもんだ)
その日は朝早くから お茶の葉を蒸すいい香りがして目が覚めた
それを蒸すのは父だった 蒸し上がりにパタンと蓋を鳴らす音が今も耳に残っている
この歳になるとそんな昔が懐かしくなり
お茶の木を見るたびに私も作ってみたいと思っていた
ずっと以前に一度挑戦したもののうまく出来ずそのままに・・・
 でも思い立つとやらずにはいられない性分
かんたんな作り方をネットで見て
梅雨の晴れ間にお茶の葉を摘んで
それをレンジで乾燥と手もみを繰り返し・・・

出来ましたちゃんとお茶になってる
そして
飲んでみた・・・うま〜〜い
お父さんにもごちそう・・・「あっ うまい」だって えへっ!
成功だ
240グラムの茶葉から
53グラムの新茶ができました
お父さんたら「来年はもっとお茶の木を増やそう」だって・・・